NBAブログ:サンダーまとめ【2016-2017開幕後の結果・最新情報 】

最終更新日2017年1月12日

2016-2017年のオクラホマシティ・サンダーの最新情報をリアルタイムで更新する。なので、PCでご覧の方はブックマーク、スマホでご覧の方はホーム画面に登録するなどして、随時チェックしてほしい。

 

なお、開幕前の予想は、過去に別記事でまとめている。


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プレシーズンまとめ

ケビン・デュラントがいない今季のサンダーのオフェンスは、プレシーズンの時点で、あからさまにペイントを固められるようになった。

なので、スペーシングするために脇役陣のスリーが必要不可欠だ。もともと在籍しているシューターであるカイル・シングラーやアンソニー・モローに加えて、新加入のアレックス・アブリネス、ドマンタス・サボニス、アーサン・イリヤソバらが、シーズンを通してスリーを決め続けることが求められる。

ディフェンスでも、デュラントがいなくなった穴は相当大きい。

それでも私は、サンダーのプレイオフ進出を予想する。

ラッセル・ウェストブルックとスティーブン・アダムズという強固な背骨がある以上、プレイオフ進出は可能だと思ったからだ。

レギュラーシーズンまとめ

10月「3勝0敗」

10月のサンダーは、3PA23.0(18位)、3P%29.0(20位)とやっぱりスリーが入らない。ターンオーバー17.3(29位)も多い。しかし、オフェンスが上手く行かなくてもDREB39.3(3位)、OREB12.3(8位)とリバウンドを取って、力技で3連勝した。

私が印象深かったのは、セマージ・クリストン、シングラー、イリヤソバのセカンドユニット。彼らが出ているときはウェストブルックもオラディポもリムへアタックするスペースができていたからだ。つまり、彼らのスリーが入れば、サンダーのオフェンスは相当うまくいくはずだ。

ディフェンスは、ウェストブルックは相変わらず自分勝手に変な動きをするし、オラディポも下手である。

11月「9勝8敗でウエスタン8位(合計12勝8杯でウエスタン5位)」

11月2日、シクサーズのジェリアン・グラントを、イリヤソバとの交換で獲得。プレシーズンでみせた弱点である3番ポジションを補強。

11月3日(第4戦):チェサピーク・エナジー・アリーナでのロサンゼルス・クリッパーズ戦

83-85で勝利。ただ、勝因はクリッパーズのシュートが落ちていただけ(FG%39.1%、3P%31.8%)というラッキーな理由である。

とくに、セカンドユニットのクオリティーが低い。とくに、カンター、モロー、ラバーンは怪しく感じる。

ジェフリー・ラバーンは、ピックの脆いディフェンスからマリース・スペイツにダンクされていた。たまらずサンダーは、ニック・コリソンを投入。グリフィンがポストで苦労して外に出ていく場面、デアンドレを挟み込むようなディフェンスリバウンドもみられるようになった。彼が出てわずか2分57秒でサンダーは地に足がついた。とはいえ36歳のコリソンを長い時間使うことはできない。

可能性を感じたのは、セマージ、オラディポ、アブリネス、グラント、サボニスのスモールラインナップである

とくに、サボニスは良い。球離れがよく、ピックアンドロールで受け取ってから逆サイドにパス、ポストからインサイドアウトできる。本当に器用で、コーナーで受けとって横でフリーになっている選手に手首だけでパスしている場面もあった。また、ペリメーター付近で起点になれる。

何よりも、ウェストブルックが良い日はサンダーは無敵だ。

サンダーは、無敗かつ連戦でケビン・デュラントが移籍したゴールデンステイト・ウォリアーズ戦を迎えることとなった。

11月4日(第5戦):ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦

注目の1戦、試合開始前は、ウェストブルックもデュラントもお互い無視の挨拶なしでスタート。

しかし、試合ではウェストブルックがものすごい音の強烈なブロックをデュラントにぶちかました。これこそ彼なりのメッセージのように思えた。「勝負だからな」と。

その勝負は96-122でウォリアーズの勝ち。サンダーは皆気持ちが入って善戦したが、連戦の疲労からか失速。ウェストブルックも精彩を欠いた。

ウォリアーズは、冷静な試合運び。ひたすらにデュラント(3P7/11の39点)を引き立たせていた。

こんな場面もあった。噂によると「去年は大したことなかったくせに」というニュアンスの言葉を投げたようだ。

私が印象的だったのは、ウェストブルックのセンターサークルから出したジュリアン・グラントへのロングパスである。ブロックされたからだ。昨季まではデュラントが受け取ってダンク、ウェストブルックに指差して「ナイスパス!俺に出せ!任せろ!」してたのを思い出した。

ともあれ、ようやくこの試合でお互いが自分のことに集中できる環境ができたのかなと思う。

2月11日、今度はチェサピーク・エナジーアリーナでの再戦を楽しみにしたい。

12月「9勝5敗でウエスタン6位(合計21勝13杯でウエスタン6位)」

12月は4つ勝ち越したが、順位を一つ下げた。全14試合の主な怪我人は5試合出場のオラディポのみ。

統計による11月から12月の主な変化は以下の通り。

得失点差1.1→1.1(12位)
PACE100.5→98.28(8位)
PTS107.7→104.1(18位)
FGA87.7→82.4(27位)
FG%46.4→45.8(13位)
3PA26.2→25.2(22位)
3P%35.7→30.0(29位)
FTA23.3→29.2(1位)
OREB10.5→11.8(8位)
DREB34.1→33.1(13位)
AST22.8→20.6(25位)
TOV15.4→14.7(22位)

まとめると、今までは速いペースのゲームだったが12月はウェストブルックが緩急をつけるようになった。結果、シュート確率は不安定なもののオフェンスリバウンドを奪ったり、フリースローでつないだりして、安定した試合運びが増えている。

試合運びが改善された要因は、5人の組み合わせによって構成ができつつあるからだ。スターターは速攻、ハイP&R、ポストが多い。セカンドユニットはサイドP&R、ハイポスト(及びバックドア)が多い。また、ウェストブルック、クリストン、オラディポ、モロー、グラントという超スモールラインナップも試されている。

個人をみると、OREBはアダムス2.6→3.5、フリースローはカンターFTA2.8→5.4の貢献が目立つ。FGAはウェストブルックが減り、その他の選手が増えていてチームのバランスをみつけつつある。

ディフェンスでは、勝手な動きをするウェストブルックを完璧にフォローできるロバーソンのディフェンスがもはや芸術品の粋に達している。また、アダムスのSTL1.4も素晴らしい。ラバーンも先月よりもずいぶん向上している。彼の場合はすでに基礎はあって慣れの問題だったのだろう。

課題は、ウェストブルック以外の安定感と終盤での決定力だ。彼はすでにレフェリーからリスペクトを受けてスーパースターコールの対象だが、彼以外に4Q残り3分で得点を奪う力が物足りない。今後の成績向上には、狂気的なウェストブルックに選手全員が死に物狂いでついていけるかが焦点となる。

それにしてもサム・プレスティGMの手腕は惚れ惚れする。デュラントが抜けたにもかかわらず、どのチームに対しても全ポジションでサイズ、スピードでミスマッチを作らせないロスター構成は見事というほかない。

それから印象的なのは、チェサピークエナジーアリーナの雰囲気が良いこと。勝負どころでしっかりと盛り上がってくれるファンが居るのは心強い。


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